女池の家 完成 「自由」な空間

女池の家 今日で完成

私が考え続けてきた設計の集積が形になった

行き止まりのない「自由」な空間で構成した。

自由とは? それはなにも束縛しないこと

住宅を構成する空間どうしがごく自然に、そして互いに呼応しながら連続すること。行き止まりのない流れている状態のこと。

これを許容していただいたクライアントのT様に感謝します 階高をギリギリまで抑えて全体高さバランスを整えた骨格は、現代人にも丁度加減の良いスケールとなって表れてくれた。

部屋という概念からくる束縛を開放したかった

また個の集合体であるただの無味空間の寄せ集めのような場所は作りたくなかった

暮らしの動きを、ある程度先導できるような構成を実現したいとプランを練った。それは2次元的でありもちろん3次元的に高さをも綿密に検討した。

結果骨格の段階ですでに 何とも言いようのない 心地よさを 醸し出し、完成が心待ちになった。

当事務所の定番カラーで施された天然無垢の集合体は物理的広さにとらわれない自由な空間で完結した。

当事務所に現在ご相談、御越しいただいておるお客様、ならびに若干の新規のお客様にて明日、明後日と展示させていただきます。